◆東海林 一代（しょうじ かずよ）　※写真左
栃木県真岡市出身。東海村在住。
4歳より、母・長内陽子より生田流箏曲の手ほどきを受ける。生田流箏曲創明音楽会師範。現在、現代曲を宮越圭子氏に師事。箏桜会(sououkai)茨城教室（東海村）主宰、栃木教室（真岡市）副会主。栃木教室は今年で52周年を迎え、記念コンサートを真岡いちごホールにて開催。2023年栃木県真岡市若手演奏家支援事業として、東海林一代リサイタルを開催。
コロナ禍中、「箏桜会YouTubeチャンネル」を開設。 演奏会が出来ない状況下で、演奏発表の場を動画配信へシフトした。東海村文化協会所属（東海村芸能連盟理事）。洗足学園音楽大学第14期現代邦楽研究所総合コース修了。その翌年、NHK邦楽技能者育成会第55期 修了。記念演奏をNHKホールにて演奏。「茨城の名手・名歌手たち」オーディション合格。同年、 水戸芸術館にて「茨城の名手・名歌手たち 第29回」コンサート出演。NHK邦楽オーディション合格。NHK-FM「邦楽のひととき」出演。ピアノ、洋楽器やダンスとのコラボレーション、各種イベント演奏、自主コンサート等、古典から現代曲、ポップスまで、幅広く演奏活動及び指導を行う。

◆小林 萌里（こばやし もえり）※写真中央
茨城県笠間市出身・在住。
東京音楽大学卒業。在学中よりクラシック、タンゴを中心に各地で演奏活動を行う。これまでにドイツ、スイス、アメリカ、アルゼンチンにて現地の演奏家達と共演。第7回ジュラ・キシュ国際コンクール一般部門審査員賞など複数のコンクールに入賞・入選。2017年、2018年とStowe Tango Music Festival(米国)に参加。Cosquin en Japon 2023の日本代表審査会で1位となり、2024年アルゼンチンのコルドバ州コスキン市で開催のCosquin 2024 Festival Nacional de Folkloreの日本代表に選出され数万人の前で演奏。同じくブエノスアイレス州ラ・プラタ市で開催されたメガ盆踊りにおいても数万人の前で演奏。これまでに、地元茨城県の文化施設でのコンサートシリーズを立ち上げ現在も継続中。近年では陶芸家との異色の共演でムソルグスキー作曲『展覧会の絵』のコラボも開催。琵琶とピアノのデュオで各地の民話・伝説・怪談を新しい形に作り変えて発信、窪田空穂記念館や正岡子規の生家でも短歌や俳句の作品を元にした演奏会を開催。そのほか主宰する大編成タンゴオルケスタの公演や他ジャンルとのコラボ公演などを開催している。

【委嘱作品作曲者紹介】
◆大柴拓（おおしば たく）　※写真右
作曲家・ギタリスト・アニメーション作家。常に多数の公演を主宰し自作楽曲とタンゴを中心に活動。他の音楽家のための作曲も多い。2022年アジア最大規模の映像コンテストDigiCon6 ASIA で自作のアニメーションが丸の内賞を受賞。三菱地所協力により東京丸の内26 ヶ所の施設やビルのモニターにて放映される。2023年同作がパリ国際アニメーション映画祭の最優秀音楽部門に入選。笠間市の愛宕山伝説、市内の民話を題材にしたアニメも制作するなど茨城には縁深い。